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江東区での2020年オリンピックも決定し、豊洲と住吉を結ぶ地下鉄8号線の完成も間近!?そんな目覚ましい発展を遂げそうな東陽町のこと、いろいろ教えてください(^o^)
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南砂町の「喜代寿し」は、ネタにもこだわり
いまや「寿司」は高価な店ばかりではなく、江戸時代のファストフードに回帰した?というくらい手軽なものになった。もちろん高級店もいいけれど、たまには心ゆくまで、お金を気にせず思いっきり食べたい! そんな時に足を運びたい店がある。
南砂町の『喜代寿し』は、個人店でありながら、1800円と目を疑いたくなるような価格で食べ放題を実施する貴重な存在だ。
酒を頼んでも3000円でOK!
軽快なトークとともに流れるような所作で次々と寿司を握っていく大将、佐枝賢一さん。かつて築地の人気店『寿司大』でも修行を積んだ経験を持つ。
築地で培った目利き力で仕入れた魚を使用し、イクラやトロ炙り、ウニなど握りは19種類、トロタクや穴きゅうなど巻き物は9種類、旬のネタも加えると実におよそ35種類のネタで楽しませてくれる。
それに酒を頼んでも3000円あれば事足りるとは、なんともありがたい。
1800円という価格を実現するため、ネタのクオリティを下げずに工夫を凝らす。「この時期は北方四島のバフンウニを使います。味わいも濃くておいしいですよ」と大将は語る。
また、仕入れから営業まで1人でこなすことで人件費を抑え、その分をお客に還元しているのだ。
競争激化が生んだ一筋の光
2004年開店の『喜代寿し』。もともとは地域密着型の“街のお寿司屋さん”として営業してきた同店が、1800円食べ放題という決断を下したのは昨年のこと。
「値段や時間を気にせず、職人の握る寿司を」と勝負に出て、その試みが大当たり。以降、SNSを中心に口コミは広がり、今では宣伝せずとも店の電話は鳴りっぱなしだ。しかし予約殺到となった現在でも、常連客がふらっと立ち寄れるよう数席は確保しておくという、なじみを大切にする大将の誠実さも魅力のひとつ。
下町情緒が残る商店街の一角にあり、肩肘張らずに寿司を楽しめるのもいい。「今日は財布を気にせず思いきり寿司を食べたい!」。こんなときの強い味方となってくれる店だ。(東京カレンダー)
東京都江東区南砂3丁目4−10
江戸前握り寿司、押し寿司、棒寿司の知識から魚のおろし方まで、
日本の伝統的な寿司の技術を網羅した決定版