[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
江東区での2020年オリンピックも決定し、豊洲と住吉を結ぶ地下鉄8号線の完成も間近!?そんな目覚ましい発展を遂げそうな東陽町のこと、いろいろ教えてください(^o^)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
竹中工務店東京本店(江東区新砂1)1階にある「GALLERY A4(ギャラリーエークワッド)」(TEL 03-6660-6011)で12月14日、「中村好文×横山浩司・奥田忠彦・金澤知之 建築家×家具職人 コラボレーション展 at the A4」が始まった。
クライアントの暮らしに寄り添った、居心地のよい住宅を造ることに定評のある建築家・中村好文さん。同展では、中村さんが「住宅設計」と共に力を入れている「家具デザイン」において、「相棒」とも呼べる3人の家具職人と共同制作で生まれた住宅用の家具を展示する。製作過程を垣間見られるようなドキュメンタリー映像や図面・スケッチ、それぞれの愛用の道具なども展示している。
中村さんは「3人とはそれぞれ30年前後の付き合い。『こういうものを作りたい』と要望を出して、スケッチや図面を書いたりしながら、材料は何を使うか、ジョイント部分はどうするかと会話を重ね、今までなかったものを、新しい考え方を、と挑戦している。3人の技術に全幅の信頼を置いている。人間としての相性も良いと思う」と話す。木工職人の奥田忠彦さんは「中村さんは職人を横に見てくれる人。フラットに意見を出し合い製作を進めている」と話す。
会場を大きく占めるのは、中央に設けられた空間。壁面には今まで4者で取り交わされたスケッチやメモを飾っている。中をのぞくと、「生活をよりイメージできるように」と住宅に欠かせない木製のキッチン家具が展示されている。
「普通はキッチンでは合板を使うことが主流だが、ムク材でできないかと、中村さんとあれこれ考えた。ムク材は反ったりなど暴れやすい木が多いが、良い材料も見つかった」と奥田さん。当初、脚と脚の間を長く取っても、本体はたわまずに済むと考えられていたが、最終段階で急きょ下部に補強材を入れたという。
中村さんは「自分が作っているのは『生活の入れ物』。 住む人の生活が映えるもの。 時間がたって味わいを増すもの。だから作品を作っているわけではない」、 奥田さんは「図面から図面以上のものを感じ取り、デザイナーが望む機能を生み出す。これからも自分が持っている技術の幅を広げ、 望むものを作れるようになりたい」と話す。
(江東経済新聞)
小さな家のつくり方: 女性建築家が考えた66の空間アイデア